Subject:
詩篇49篇「まとめ」
From:
+ShinyaKanno
Date:
2004/09/10 21:03
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

詩篇49篇をまとめました。

三年前の詩篇49篇の学びを見るとわかるように、
49篇はミニ伝道者の書である。
ミニ伝道者の書と言ったときに、それを一言でまとめると、
人は栄華の中にあっても、悟りがなければ、滅び失せる獣にひとしい。

ほんとに、悟りがなければ、いくらこの世のいのちを大切にしても、
天に宝をつむのでなければ、死んでらすべてはおしまい。
今、神様の知恵のことばを聞いておくのでなければ。

後で、死んでから神様を信じても、神様はその人を贖われない。
この世で、神様を信じているもの、神の国とその義を第一に求めている者が贖われる。
富者は祝福さていると思っているので、神様のことばを聞かない。

もし、いくら、富を集めて、それが集まっても、
次の日、たましいがとられ、よみに下ったらむだである。
しかし、富をもつことが悪いことではない。
それはヨブのストーリーからでもわかる。ヨブはウツの地で一番富んでいた。

ヨブは知恵が何かを知るために実際に経験した。
自分の息子、娘も失い、羊や、牛も神様に取られてしまった。
最後に、ヨブは知った。神様がすべてを知っておられることを。これは知恵である。

この世の富は天での栄光である。
今日の通読のところでも、昨日の通読のところにも49篇のテーマが出てきた。
昨日の箇所はエレミヤ8-9章と今日はマルコ8章であった。

マルコ8章でキリストは弟子たちのもっていた五つのパンを群衆にわけられた。
その後、また、弟子たちはそれを見ていなかったかのように、
パンが舟に一つしかないと論じ合っていた。

そして、キリストはいわれた。あなたがたはまだ、悟らないのですか。
私が五つのパンを群衆に分け与えたのを。
このあとに、キリストは弟子たちに私は十字架にかかれなければならない。

その時、ペテロはキリストにそのようなことがあってはならないと言った。
キリストは言われた。自分の十字架をおうのでなければ、
神様の御国に入ることはできません。

自分のたましいを求める者はそれを失います。
しかし、自分のいのちを神様にささげるものは、
自分の十字架をおうことになる。

マタイ福音書10章と16章でも同じことがいわれている。

だから、神の国とその義とを第一に求めなければならない。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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