Subject:
詩篇50篇 LIVEまとめ
From:
Miwaza J. Kanno
Date:
2004/09/15 12:09
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

今日の伊藤家でのさいわいネットLIVEのまとめをしました。

詩篇50篇の概略は、まず、最初に人々に”聞きなさい”という呼びかけをするところから始まります。そして、その”聞きなさい”ということの内容については、7節から始まりますが、その前に6節で神様がわが民に対する宣言というような言い方で、もう一度、導入のようなものがあります。そして、ここにでてくる”わが民”とは、16節にでてくる”悪者”と同じグループの者です。そして、この次に実際に神様は民に対して何を言っているのかがわかりますが、ここでは、偽善的な礼拝について取り扱われています。これが、民の一つ目の問題となります。この問題の結論として、感謝のいけにえをささげなさいという命令が出てきます。この結論は次の段落の、最後にも同じように結論として出てきます。

次のところでは、神様が悪者に対して言われる、ということが書かれています。先ほども言ったように、ここの悪者は前半の民と同じ者です。この人たちの二つ目の問題とは、口の偽りという事になります。彼らは、自分たちの手ではっきりと罪を犯す事はしませんが、盗人や姦通する者を友としてもっています。つまり、自分たちでは実際に罪を行なわないが、人にやらせるというような事です。そして、彼らがしているという事とは、ことばの罪です。彼らは欺きを語ったりして、偽善を行なって自分たちの兄弟を食い物にしています。彼らは、まさにパリサイ人のような者たちです。一つ目の問題でも、彼らは偽善的なことを行なっています。彼らは、儀式のみは守りはするが、その意味は守りません。

詩篇50篇全体は、神様のさばきが中心として話されていますが、その中でも4-5節は”だれをさばくか?”が中心になっており、7節以降では”どのようにさばくのか?”のが中心となってきます。というのは、導入に対して答えると言う形で、詩篇50篇が書かれているという事です。そして、この詩篇50篇の中で取り扱われている罪というのは、一言で言うと、兄弟に対する偽善は神様に対する偽善、ということになります。つまり、これは兄弟愛の話になります。そして、兄弟愛をもたずに感謝をいけにえを捧げるという事はできないという事にもなります。7節から15節は神様に対する偽善が中心となっていると言えます。

--------------------------------------
 :: Miwaza Kanno ::
    miwaza@miwaza.com
 http://miwaza.com
 God be with you :)
--------------------------------------