Subject:
詩篇51篇 ヘブル人への手紙9-10(ケイヤ)
From:
Date:
2004/09/21 12:42
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

詩篇51篇とヘブル人への手紙9-10には関連している部分がたくさんある。前回、3年
前にこの詩篇を学んだ時にこの箇所とつながっているということを見つけたが、研究
するということまではできなかった。今回こそはこれらの箇所のつながりを見るため
にまず何が書かれているのかを見ました。

ヘブル人への手紙はユダヤ人に対して書かれた手紙であり、一般的にパウロが書いた
と思われている。この書物では旧約の礼拝制度がどのように新約時代の礼拝制度で成
就されたのかということを主に取り扱っている。

1-8では主に主イエス・キリストについて説明されていて、主イエス・キリストが大
祭司として私たちを贖われたことや、メルキゼデクのような大祭司であるということ
が説明されている。そして8章では主イエス・キリストが新しい契約の仲介者である
ということが言われ、9章につながっている。

9章に題を付けるなら、主イエス・キリストは本物のいけにえということになる。旧
約時代に人々は天の模型である幕屋、神殿でいけにえを捧げていた。そして年に一度
大祭司は至聖所に入り、贖いのために血を振りかけていた。しかし、本物の大祭司で
あった主イエス・キリストはひな形である神殿に入ったのではなく、天そのものに入
り、一度だけ血を振りかけ、きよめてくださった。

10章では引き続き主イエス・キリストが完全ないけにえであるということが説明され
ている。私たちは主イエス・キリストによって聖所に入ることができるようになった
のである。このようなことから私たちはしっかりと信仰を告白し、罪を犯さないよう
にしなければならないのである。

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+KeiyaKanno
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