Subject:
詩篇52篇 偽預言者
From:
Miwaza J. Kanno
Date:
2004/09/30 12:45
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇52篇の悪者は偽り、また、欺きを語る者です。また、彼らは異邦人ではなくて民の中の悪者である事が5節でわかります。それは、彼らが新約時代によく出てくる、偽教師や旧約時代にもたくさんいる偽預言者であることがわかる、ということです。それなので、ギリシャ語の番号を使って、旧約聖書と新約聖書の中の偽預言者をちょっと見てみました。

■エレミヤ6章13節:

神様はエルサレムにさばきを宣言され、そして、エルサレムに対して陣を敷くように命令されました。なぜなら、エルサレムが自分の悪を出し、そして、すべての者たちが偽りを語ったからです。そのすべての者という中には、祭司たちや預言者も含まれています。ということは、この預言者が偽預言者だという事です。

■ゼカリヤ13章2節:

ここの箇所があげられていましたが、とくに日本語では偽預言者についての話がでていないようです。しかし、預言者という話は、13章1-6節に続けて書かれています。

■マタイ7章15節:

ここで、偽預言者という言葉が直接でてきますが、それに加えて羊に化けてやってくる狼として例えられています。15節の後にも、偽預言者の話は続きます。そのなかで、偽預言者は木の実に例えられたり、木に例えられたりしています。彼らは、この箇所に書いてある通り、正しい者たちの間に化けて混ざっています。

■マルコ13章22節:

キリストは人々に苦難の日が来る事を注意しています。なぜなら、その日には太陽が暗くなり、そして、多くの偽キリストや偽預言者たちが現らわれるからです。彼らは、あそこにキリストがいるとか、ここにいるとか人々を惑わしに来ます。また、彼らはしるしを行なったりして惑わします。

■ルカ6章26節:

ここで、キリストはほめられているものが哀れであると言っています。なぜなら、先祖たちが偽預言者に対して行なった事がそれだったからです。この箇所で偽預言者について分かるのは、これだけです。

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