Subject:
詩篇73篇の構造と問い(+ちゃんくん)
From:
+ShinyaKanno
Date:
2004/10/04 19:20
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

詩篇73篇の構造と問いを考えました。

■テーマ

・彼らは腐っており、善を行う者はいない
・神は天から人の子らをご覧になる
・彼らは心の中で神はいないと言っている
・イスラエルの救いがシオンから来るように

■構造

A 1節 善を行う者は一人もいない
  B 2節 神は天から見下ろしている
A 3ー4節 善を行う者はいない
  B 5ー6節 イスラエルの救いがシオンから来るように

A 1節 神はいない
  B 2節 神は天から見下ろしている
  B 3ー4節 善を行う者はいない
A 5ー6節 神はいる

■問い

・なぜ、150篇ある中に同じような詩篇を二つもいれたのか?
・不法を行う者は自分のやっていることを知らないのか?

■気がついたこと

・73篇は14篇とまったく同じである
・73篇を新約聖書で見る一つの箇所はローマ3章である
・6節の神がとりこになった御民を返されるときという言い方は126:1節を思い出す
・ヤコブは楽しめ、イスラエルは喜べは山上の説教マタイ5:12節を思い出す
・あなたに対して、陣を張る者の骨をまき散らされる(バベルの塔の神のさばき)

■説明文

愚か者は心の中で神はいないと言っている。
彼らは腐っており、善を行う者は一人もいない。
神は天から人の子らを見下ろして、神を尋ね求める者がいるかどうかをご覧になる。

-------------------------------------
+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
-------------------------------------