Subject:
詩篇53篇 善を行う者
From:
Miwaza J. Kanno
Date:
2004/10/05 12:22
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

善を行う者はひとりもいないというストーリーを見ました。

■ノアの洪水(創世記6章ー8章):

ノアの洪水は聖書の歴史の中でとても大きいさばきの最初のものです。このさばきの原因は、悪が地にはびこってしまい、悪い事ばかりを考える人々でいっぱいになってしまったからです。つまり、さばきの理由は詩篇53篇と同じ、正しい善を行う者がいなくなってしまった事です。神様は、このような人々の悪へのさばきとして、大洪水を起こされ、ノアの家族8人以外はさばかれました。ここのできごとの中で、直接は神様が”ご覧になった”ということはでてきませんが、次の出来事のバベルの塔の話の中では11章の5節で、はっきりと”ご覧になるためにおりてこられた”と書いてあります。

■バベルの塔(創世記11章):

バベルの塔はノアの洪水のあとにある、もう一つの大きなさばきです。ノアの洪水の後に生まれてきた者たちは、自分たちが全地に散らされないためにと、天までとどく塔を立てようとしました。それが、バベルの塔です。このことによって、人々の行いは神様の怒りを招き、神様は彼らの言葉を混乱させ、彼らは全地に散らされるというふうにさばかれました。彼らは自分たちが散らされないようにと塔を立てていたのに、最終的には、神様によって全地に散らされてしまったのです。詩篇53篇に書かれているように、神様はご自分に敵対するものの骨をまき散らされたというような感じです。

■荒野のイスラエル(出エジプト記全体):

神様は詩篇53篇6節に書かれているように、イスラエルをエジプトの虜から救い出して、荒野に出エジプトさせてくださいましたが、イスラエルは荒野の中で食べ物がないとか、飲み物がないとかで文句を言いました。神様は、詩篇53篇で御民が返される時に、喜べと言われているに、彼らは喜ぶどころ神様に文句を言いました。なぜなら、彼らが主を恐れていないからです。主を恐れていないというのは、詩篇53篇にでてくる悪者と同じであるということです。

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