Subject:
詩篇53篇と52篇の対比
From:
+ShinyaKanno
Date:
2004/10/06 21:02
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

詩篇53篇の前後関係と言うことで52篇と対比しました。

詩篇14篇の時はその前の13篇を見た。
今回もそのようなことかなということで53篇の時には52篇を見ることにした。
第一巻にも第二巻にも同じ詩篇がはいっている。

第一巻は善と悪ということで、第二巻は礼拝というテーマである。
53篇と52篇を対比した上で14篇と13篇も見てみる。
そうすれば、53篇の学ぶべきところがわかってくるのではないか。

■詩篇53篇と52篇の対比

一番すぐ見てわかりやすい対比は53:5と52:6である。
52篇では正しい者が見て恐れてる。53篇は悪者が恐れている。

あと、52:5と53:5節の対比もよくわかる。
なぜなら、神様の悪者に対するさばきかたが似ている。
52篇は悪者のを打ち砕いて根こぎにされるのと53篇は骨をまき散らされる。

52篇と53篇のちょっと違うところは、
52篇にはけっこう正しい者についても書かれている。
しかし、53篇には悪者が民を食らっているとか、ヤコブよ喜べぐらいしか出てこない。

一つは正しい者らしいのがでてきても民が喜んでいることについてではない。
52篇は悪者は口に悪を持っているが、53篇は悪を行っている。
口で悪を言っていると言えば言えないことはないが、

それは一節に「神はいない」と悪者が言っているからである。
52篇では正しい者が悪者の行いを見てる。
53篇では神様が天から地を見て、善を行うものはいないといっている。

もうひとつ見つけたところはたいしたところではないが、
52:7の見よと、53:5の見よということばがある。

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+審也@カンノファミリー
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