みーちゃんです。
詩篇55篇の表をまとめました。
■A、B:
Aはダビデが神様に対して行なっている事、また、願っている事です。ダビデは1節で神様に助けを求めています。この助けの祈りによって、ダビデはBのところで神様の答えを待っています。このBは2節だけではなくて、16-18節も含まれています。この箇所は、神様に呼ばわると答えてくださると言う確信が書かれており、1-2節に比べるともっとダビデが望みをもっているようにも見えます。
■C、D:
Cはダビデが裏切った仲間に何をしたかという事の区分です。このCは12-14節を含む箇所であり、ここでダビデは敵が外から来た者ではなくて、中の自分の親しい者であるということを特に強調しています。なぜなら、もしその敵が外からの者であれば、ただ逃げる事ができたからです。この決定的なところは、彼らが共に神の家に行った者であるということです。ここのCの箇所は、敵がダビデに何をしたかというDにつながっています。Dは3、10-11節と21節についてのところです。これらの4つの節で、悪者の悪や迫害が生々しく書かれています。悪者は、見かけは仲間であり優しいように見えますが、抜き身の剣をもって攻撃してきます。
■E、F:
Eは神様が悪者に対して何をするのか、ということです。このEの中には、15節のダビデが悪者に対して求めたさばきも含まれています。また、15節の他に9節と23節がEのグループに入る節です。このEというグループは、さばきについてであるという事もいえるでしょう。このさばきとは具体的にいうと、穴に落とすという事です。次にFは悪者が神様に対して何をするのかというところですが、ここはあまり長くはなく、19節のみがその話であると思います。19節で、神様は悪者を悩まされますが、彼らは悔い改めをせずに、主を恐れる事をしません。
■G:
Gは悪者の仲間の関係の話ですが、彼らは元はダビデの仲間であって、彼の親友でした。しかし、彼らは裏切りをして、最終的には20節でその親しい者にまで手を伸ばす事になります。
■城壁、町:
この場所は民がいるところで、この中には悪者も正しい者もいるということが詩篇55篇全体で分かります。この同じ町にいる者がダビデを裏切って、敵となって彼を攻撃し始めたのです。この町の中の悪については9-10節で細かく説明されています。
■荒野:
荒野とはどこのことなのか、この詩篇の中でははっきりとは分かりませんが、この場所は6-8節に書かれている通り、ダビデが敵から逃げて休みに行きたい場所です。この荒野のことを、ダビデは私の逃れ場と言っています。
■神様のいるところ:
ここについては、あまり詩篇55篇の中で話されていません。しかし、ダビデがここにおられる神様に向かって、ずっと祈っているという事は確かです。また、詩篇55篇の14節には、神様の家という話も出てきます。
■死、穴、よみ;
この三つの場所は一つの場所であって、悪者に対するさばきに使われる場所です。15節でも23節でも、悪者のさばきについて書かれているところで、この場所が出てきます。15節では、ダビデが悪者が生きたままで読みに下るようにと求め、23節では神様が悪者を穴に落とされると言っています。
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