Subject:
詩篇55篇「構造NO.2」
From:
+ShinyaKanno
Date:
2004/10/21 20:22
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

詩篇55篇の構造をもう一度考えました。

■55篇の構造

□1ー15節 前半(問題)

A 1ー2節 私の祈りに答えてください
  B 3ー8節 悪者は迫害する(のがれ場につれていってください)
    C 9ー11節 主よ。彼らのことばを混乱させてください
      D 12ー14節 友の裏切り
        E 15節 彼らはよみに下るがよい

□16ー23節 後半(解決)

A 16ー17節 私が呼ばわるとき、主は声を聞いてくださる
  B 18節 平和の所につれていってください(悪者は多い)
    C 19節 神は聞き、彼らを悩ます
      D 20ー21節 友の裏切り
        E 22ー23節 彼らは滅びの穴に落とされる(主に拠り頼む)

■55篇の構造の説明

このように55篇の構造は大きく二つにわかれて、
その中は五つで、それぞれはキアスマスになっている。
五つのつながりはすべてわかりやすいが、
しかし、一つちょっとやなところは22ー23節の重荷を主にゆだねよと拠り頼むである。

そこはいちようはつながりを見ていくと15節とつながっているということになる。
しかし、15節には拠り頼むは話はいっさいでこない。
だから、そこのつながりがいまいちである。
そこのつながりが分かれば今回の55篇の構造は良いということなのだが。

あと、うまいなーとおもったのは前半のBの所である。
普通なあら6ー8節にしてそこだけででぱってしまうが、
そこは3ーの所につなげて考えた。
4ー8節という考え方もできるが、3節には悪者がいるので、

18節のつながりを見るときには3ー8節にしたほうがいいね。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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