Subject:
詩篇55篇 構造
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/10/21 11:34
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇55篇の構造とつながりの関係をまとめてみました。

■構造:

A 1-2節 祈り 神よ私の祈りを聞いて答えてください

 B 3-8節 状況 敵が迫害しているので恐れている 荒野に逃れたい

  C 9-11節 祈り 主よ。どうか、彼らの言葉を混乱させ、分裂させてください

   D 12-14節 強調 その敵は、私の同輩、私の友、私の親友である

    E 15節 結末 死が彼らをつかめばよい、彼らがよみに下るがよい

A 16-17節 祈り・答え 神に呼ばわると聞いて救ってくださる

 B 18節 状況 主はたましいを敵から平和のうちに贖い出される

  C 19節 祈り・答え 神は聞き、彼らを悩まされる

   D 20-21節 強調 彼は自分の親しい友までも裏切り、裏切った

    E 22-23節 結末 あなたの重荷を主にゆだねよ 主は裏切るものを穴に落とされる

■つながりの関係:

A :前半では、苦しんで心にうめきながら、私の祈りを聞いてくださいと神を呼んでいる。後半では、神様が祈りを聞いてくださり、救ってくださる。

B : 前半では、私は敵が迫害してきて、死のような状態にあるのを恐れている。彼は、敵の中にいるよりかは荒野に逃れたいという。後半では、神は私のたましいを敵から平和のうちにあがない出してくださる。

C : 前半では、「主よ。どうか、彼らの言葉を混乱させ、分裂させてください。」といっている。後半では、その祈りを神様が聞き、敵を悩ませて下さる。

D : 前半では、私の敵が誰かを紹介している。私の敵とは親しかった親友である。彼らは、私を裏切った。後半では、彼は親しいものに対して契約を破ったと友の裏切りを強調している、

E : 前半では、友が私を裏切ったので、彼らが死に、よみに下ればよいといっている。後半では、重荷を神様にゆだねることによって神様が敵を穴に落としてくださるといっている。

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