みーちゃんです。
詩篇57篇の中の概略のつながりをみました。
■概略:
1節:神よ。あわれんでください
2節:主はすべてを成し遂げる方である
3節:主は天か恵みとまことを送られる
4節:私は獅子の中にいる
5節:主が、天であがめられ、全世界であがめられる
6節:たましいはうなだれている
7節:神よ。私の心はゆるぎません
8節:たましいよ目を覚ませ
9節:私は国々の民の中にいる
10節:主は天か恵みとまことを送られる
11節:主が、天であがめられ、全世界であがめられる
■登場人物:
詩篇57篇にでてくる登場人物は、神様、詩人、獅子(悪者)、そして、全世界(国々の民)です。その中で、いつもと違って強調されているのは、全世界、つまり国々の民です。なぜなら、詩人の詩篇57篇の中で求めている結果が、全世界が神様を賛美し、詩人が国々の民の中で賛美するということだからです。
■場所:
詩篇57篇に出てくる場所は、まず、神様の御翼の陰、そして、天、獅子の中、穴、国々の民の中、全世界です。また、この詩篇はダビデが洞窟の中で書いたということが、題のところでもわかります。最初に詩人は神様に身を避ることを求めています。その理由として、詩人が獅子の中に置かれているからです。しかし、6節で状態は一変してその獅子と呼ばれていた悪者たちが、自分の掘った穴に落ちてしまいます。そのことによって、詩人は救われて国々の民の中で主をあがめることになります。
■コーラス:
詩篇57篇は56篇と同じようにコーラスが繰り返されています。特に目立つコーラスの部分が、5節と11節でこのコーラスは詩篇57篇だけではなく、詩篇108篇の1-5節にも出てくる同じものです。それは、”神よ。あなたが、天であがめられ、あなたの栄光が、全世界であがめられますように。”という言い方です。
--------------------------------------
:: Miwaza Kanno ::
miwaza@miwaza.com
http://miwaza.com
God be with you
:)
--------------------------------------