みーちゃんです。
詩篇57篇のクロスリファレンスを見ました。
■私を御翼の陰にかくまってください(詩篇17篇8節:詩篇57篇1節):
”御翼の陰”についての1節のクロスリファレンスには、詩篇17篇がでてきます。この詩篇は、詩人が敵からの攻撃を受けている中から、神様に訴えているというもので、敵の攻撃の内容は詩篇57篇と似ているものです。言葉だけの対比をすると、両方の詩篇で敵が”獅子”という呼び方で言われていることに気がつきます。また、詩篇57篇とつながっているのは、詩人の苦しみが”体”の苦しみではなくて、”魂”の苦しみであるということです。それもあって、詩人は”御翼の陰”にかくまわれることを願っています。しかし、詩篇57篇との決定的な違いは、
■私は天からの送りで救われる(詩篇18篇16節:詩篇57篇3節):
詩篇18篇を見ると、神様の天からの送りで救われるとはどのようなことなのか?具体的に分かると思います。詩篇18篇で神様は、いと高き所から御手で詩人を大水、強い敵など救われました。詩篇18篇では天からの送りが”どんな感じか?”が分かりますが、詩篇57篇では天からの送りが”なんなのか?”ということが分かります。それは、”恵みとまこと”です。
■詩人は獅子に攻撃されている(詩篇35篇7節、詩篇17篇12節:詩篇57篇4節):
詩篇の中以外にもダニエルなど本当に獅子の中にいた者もいます。もちろん、詩篇の場合は詩人の敵が獅子と例えられているだけです。しかし、このたとえからも分かるように、敵の攻撃が激しい者かがわかります。敵が、獅子に例えられているのは詩篇58篇も同じです。獅子の他にも、詩人の敵はコブラやジャッカルなどいろいろな動物に例えられたりもします。
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