こんにちは。菅野みくにです。
詩篇58篇のキーワードは不正、正しさ、義、裁き(復讐)だったので、復讐を探しました。
■申命記32:43
諸国の民よ。御民のために喜び歌え。主が、ご自分のしもべの血のかたきを討ち、ご自分の仇に復讐をなし、ご自分の民の地の贖いをされるから。
■レビ記19:18
復讐してはならない。あなたの国の人々を恨んではならない。あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。わたしは主である。
*レビ記の中心だといわれている箇所は、復讐してはいけないという箇所である。
■エレミヤ書20:12
正しい者を調べ、思いと心を見ておられる万軍の主よ。あなたが彼らに復讐されるのを私に見せてください。あなたに私の訴えを打ち明けたのですから。
■ローマ人への手紙12:19
愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。」
■ヘブル人への手紙10:30
私たちは、「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする。」、また、「主がその民をさばかれる。」と言われる方を知っています。
■黙示録6:10
彼らは大声で叫んで言った。「聖なる、真実な主よ。いつまでさばきを行なわず、地に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか。」
■コメント:
「復讐」という言葉が、一番最初に出てくるところは、創世記4:15である。神様がカインに一つのしるしを下さり、カインを殺すことがないようにされた。それで、カインを殺すものは七倍の復讐を受けなければならない。
「復讐」の書物といえば、黙示録である。神様は裁きを行われ、地に住むものたちに聖徒たちの血の復讐をされる。これこそ、公正な義の裁きである。詩篇58篇には復讐の行動として、悪者の血で足を洗うということがある。同じように黙示録14:19-20でも、神の激しい怒りの酒ぶねを踏んでいる。黙示録も見なければならない。
「復讐の日」と、終わりの日のことを言っている箇所は、全部で四つある。イザヤ書34:8、61:2、63:4、エレミヤ書46:10がある。「復讐の日」とは、シオンの訴えのために仇を返す年、恵みの年、贖いの年と呼ばれていることが、この4つの箇所から分かる。
---------------------------
+かんのみくに@カンノファミリー
mailto:mikuni@kanno.com
http://mikuni.net/
お手紙好きのくーちゃん
---------------------------