Subject:
詩篇58篇 主が復讐する(将)
From:
"Shou Itou" <shou_itou@parkcity.ne.jp>
Date:
2004/11/09 14:59
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。
 
詩篇58篇に出てくる、主が復讐することについて多の聖書箇所を考察しました。
 
●申命記32:41
 
わたしがきらめく剣をとぎ、
手にさばきを握るとき、
わたしは仇に復讐し、
わたしを憎む者たちに報いよう。
 
この段落の最初には、ヤハウェが御民をかばい…、とある。
つまり、この箇所はヤハウェがイスラエルのために復讐を
するという箇所である。アブラハム契約の中にあるように、
イスラエルを憎む者は主ご自身を憎む者になる。
 
●詩篇94篇
 
この詩篇94篇も復讐の詩篇である。詩人は最初から主に復讐
することを求めている。その理由も、今回の詩篇と同じ悪者の行いである。
この詩篇には主が、最後には悪者に復讐することも書かれている。
 
●イザヤ34:8
 
それはの復讐の日であり、
シオンの訴えのために仇を返す年である。
 
この復讐の日というのは、ヤハウェがイスラエルの祈りを聞かれて、敵に
復讐する日のことであると思われるが、究極的には古いイスラエルの裁き、
すなわちAD70年の裁きを指しているものと思われる。
 
●エレミヤ書5:9,29
 
これらに対して、私が罰しないだろうか。
――の御告げ。――
このような国に、
私が復讐しないだろうか。
 
この箇所で言及されている国は、前後関係からわかるが、堕落した
イスラエルである。エレミヤ書の中では、主が堕落したイスラエルを裁く、
という箇所が数えられないほどでてくる。主は善なる神であるので、たとえ
ご自分が選ばれた民であっても、善を曲げることなく彼らを裁かれる。
 
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  Shou Itou
  
mailto:shou_itou@parkcity.ne.jp
  May The Lord Be With You!!
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