Subject:
詩篇59篇 犬について(将)
From:
"Shou Itou" <shou_itou@parkcity.ne.jp>
Date:
2004/11/16 15:53
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

犬について考察しました。

◆士師記7:5

そこでギデオンは民を連れて、水のところに下って行った。すると、主はギデオンに仰せられた。「犬がなめるように、舌で水をなめる者は残らず別にしておき、また、ひざをついて飲む者も残らずそうせよ。」

・犬のように水を飲む者や、膝をついて飲む者を連れて行かないということは、彼らに注意力がないからである。この箇所は今回の詩篇とは少し使い方が違う。

◆第1列王記14:11

ヤロブアムに属する者で、町で死ぬ者は犬がこれを食らい、野で死ぬ者は空の鳥がこれを食らう。』主がこう仰せられたのです。

・ヤロブアムは王となったが堕落していったので、預言者アヒヤはヤロブアム家の裁きを告げた。詩篇59篇に出てくるような貪欲でごろつき回っている犬が、ヤロブアムに属する者を食らう。

◆箴言26:11

犬が自分の吐いた物に帰って来るように、愚かな者は自分の愚かさをくり返す。

・愚かな者は犬のようである。59篇に出てくる犬は、やがてはその行いをその身に受けることになる。

◆エレミヤ書15:3

わたしは四つの種類のもので彼らを罰する。――主の御告げ。――すなわち、切り殺すために剣、引きずるために犬、食い尽くし、滅ぼすために空の鳥と地の獣である。

神はイスラエルを裁く。剣は他国の国々はイスラエルを襲い、略奪することを表す。犬はイスラエルを恥さらしにする意味がある。鳥と獣は死体に食いつき、腐敗させ、イスラエルが完全に裁かれたかのようなことを表す。

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  Shou Itou
  mailto:shou_itou@parkcity.ne.jp
  May The Lord Be With You!!
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