Subject:
詩篇60篇 エドムについて(ケイヤ)
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Date:
2004/11/24 12:11
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇にはたくさんの場所、国々の名前がでてくるので、その中のエドムとはどのような国なのかを調べました。今回は特にイスラエルに対してどのような攻撃をしたのかという観点で見ました。

エドムは最初からイスラエルのことを攻撃していた。まだエサウとヤコブがリベカの胎にいた時から彼らは戦っていた。主は彼らが両方とも大きな国民となり、戦い続けるようになることをリベカに告げられる。そして彼らは主が言われた通りにいつも戦うのである。

最初の大きな戦いは創世記27章に書かれている。エサウは目が悪くなってきて、もう間もなく死ぬような状態にあった。その時に、彼は祝福を自分が好んでいたエサウに与えようとし、彼を狩りに行かせる。しかし、それを聞いたリベカはイサクが間違っているので、彼をだまし、ヤコブに祝福を受けさせる。祝福を横取りされたエサウは怒り、ヤコブを殺そうとする。しかし、ヤコブは殺される前にラバンの所に逃げる。この時はヤコブの勝利で終わった。しかし、彼らの戦いはまだまだ終わらない。

創世記33章でラバンとの戦いに勝利したヤコブにまた試練が与えられる。彼の所に自分のしもべ400人を連れてエサウが来たのである。ヤコブは恐れたが、主が彼を守ってくださったので、平和のうちに分かれることができた。個人の間では和解したが、これは完全な和解ではなかった。

エジプトを脱出したイスラエルがカナンの地に入ろうとした時に彼らは迂回せずにエドムとモアブを通って入ろうとした。しかし、エドムは恐れ、彼らが自分たちの場所を通るのを許さなかった。それどころか軍で迎え撃とうとしたのである。

そして彼らの戦いはまだまだ続く。

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+KeiyaKanno
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