Subject:
エドムについて
From:
hikaru@4saito.com
Date:
2004/11/26 9:26
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは。斎藤光です。
エドムについて、エドムがどのようにイスラエルを攻撃したかについて見ました。

エドムの先祖はエサウであり、イスラエルの先祖はヤコブである。ヤコブとエサ
ウは母リベカの胎内にいたときから戦っていた。リベカが主に尋ねたところ、主
は「二つの国が胎内にあるが、兄が弟につかえる。」と仰せられた。

ヤコブが家にいて、エサウが野から帰ってきたとき、エサウは食べ物を求めた。
ヤコブは長子の権利を売りなさいとエサウに言ったので、エサウは食べ物と引き
替えに長子の権利をヤコブに与えた。また、イサクがエサウを祝福するために、
料理を造って持って来なさいと言ったとき、リベカはイサクが間違っているのを
見て、、ヤコブに料理を作ってやり、変装させた。そしてヤコブはエサウが帰っ
てくる前にイサクによって祝福をもらった。それで、エサウは怒り、ヤコブを殺
そうした。しかし、ヤコブはラバンの元に逃げ、そこで結婚して子供を産む。
[創世記27章]

ヤコブが家に戻ってくる途中、エサウは四百人の者を率いてヤコブの所に来た。
しかし、ヤコブが多くの贈り物を与えたので、エサウはエドムに帰って行った。
[創世記33章]

ところが、ヤコブの子孫、イスラエルがエジプトから出てきて、エドムの国を通
らせて下さいと願ったとき、エサウの子孫、エドム人はイスラエルを通らせるこ
とをしないで、かえって強力な大軍勢を率いて迎え撃つために出てきた。それで
イスラエルは方向を変えて去った。[民数記20章]

小さな所だが、エドム人ドエグは、ダビデがノブの祭司アヒメレクに、剣とパン
をもらったとき、ドエグはサウルに報告した。それで、サウルが命じたので、エ
ドム人ドエグは八十五人を殺した。
[Ⅰサムエル記21章]

ユダの王アハズは悪い王で、偶像を礼拝していた。ダマスコの神々やアラムの神
々に拠り頼んだ。ところが、主はアハズを低くするために、エドムを使わした。
エドムはユダを打ち、ユダからとりこを捕らえていった。[Ⅱ歴代誌28章]

オバデヤ書で神はエドムへの裁きを宣告しているが、これは、南ユダが罪のため
にさばかれて、バビロン人がユダを攻めているとき、エドム人がやってきた。彼
らはユダを助けるどころか、逃れる者を絶つために分かれ道に立ちふさがった、
とオバデヤ書に書かれている。[オバデヤ書]