Subject:
詩篇61篇 構造など
From:
Junko Sano
Date:
2004/11/30 4:38
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+じゅんママです。

詩篇61篇 構造を送ります。
よろしくお願いします。

■構造

○前半1-4:主への私の誓願(敵からの救い/神の天幕に永遠に住みたい)

A1  1   私の祈りを「聞き給え」。心が弱る時、私は地から、天におられる神に向かって叫ぶ
A2  2-3  高い岩山に私を導き給え、
          キー、あなたは避け所、敵の前からの力の塔
B1  4a  私は「神の天幕に永遠に住みたい」
B2  4b  御翼の隠れ場(契約の箱)に避難する

○後半5-8:誓願が主に聞かれたので、私は御名を永遠に賛美し、誓願を日々果たそう

A1  5a  キー、あなたは神、「私の誓願」を「聞き入れた」
A2  5b  「御名」を畏れる者の受け継ぐ地を、私に与えた

B1  6-7a  王の「日々の上に日々」を加え給え、王の年が「代々に」なるように
         彼が「神の面前で永遠に座るように」
B2  7b  恵みとまこと(契約の箱からの祝福)を任命し給え、彼を守るように

A   8  こうして、私は「御名」を「永遠に」ほめ歌おう、私の誓願を「日に日に」果たすために


■コメントなど

・61篇も60篇と同様に、敵と戦って勝利した後で、王の家が確立するように祈っている詩篇だと思いました。
・ヘブル語では、3節の「キー」は「なぜなら」、5節の「キー」は「まことに」と訳されています。
  そうように捉えたらいいのかな、と思いました。
・連想した箇所は2サムエル7章、1列王記8章-9:9などでした。
  他には、どんな聖書箇所を見たらいいでしょうか?
・「永遠」と言う言葉をよく使いますが、そのために、神の民は御名を畏れ、御名をいつでも賛美すると同時に、
   「自分の誓願を【日に日に】果たさねばならない」と、再認識しました。