みーちゃんです。
申命記32章と詩篇65篇のつながりを細かくみました。
■申命記32章の構造:
1-4節:人々よ聞きなさい
5-9節:主と民の関係について
10-14節:主は民を見つけてくださった
15-18節:民は見つけてくださった主を捨てた
19-25節:主は民を退けられた
26-36節:知恵のない民たち
36-42節:主は民を守られる
43節:主は敵に対して復讐される
■テーマ:
・人々よ聞きなさい
ー申命記ではこの呼びかけが、イスラエルの民に対してされていますが、詩篇65篇になると、呼びかけの対象はもっと大きくなり、全世界に対する呼びかけとなります。また、詩篇65篇の中で人々だけではなくて、被造物に対しても呼びかけが言っているようにみられます。
・民の咎と罪、そして赦し
ー申命記32章で民の咎はとても強調されています。また、それと同じぐらいに、その罪への神様の赦しも強調されています。このような話は、詩篇65篇の3節に書かれています。詩篇65篇を見るとわかるように、主に罪を赦された者が、主の大庭に入ることができる、主に選ばれた者です。それと同じように、主に罪を赦された民はカナンという相続地に入ることができます。
・主の怒りは産物を燃え尽くす
ー申命記の32章19-25節で、主は民の罪に対して非常に怒っておられます。その怒りの大きさとは、22節の表現でよく表されているところです。ここには、主の怒りによって地は焼き尽くされ、産物も山々も焼き尽くされると書かれています。これは、詩篇65篇と正反対のことが言われていることになります。なぜなら、詩篇65篇で地は主によって祝福され、川も水で満ち、丘も穀物で覆われ、すべての所に油がしたたっているからです。
■申命記32章の強調点:
・主の怒りの大地への現れ
・イスラエルの罪とその赦し
■詩篇65篇の強調点:
・主の赦しの大地への現れ
・罪の赦しとその後の祝福
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