Subject:
66篇「火曜日の聖書研究」
From:
"+ShinyaKanno" <shinya@kanno.com>
Date:
2005/01/11 10:43
To:
"Saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

■66篇と65篇の対比

 65篇は前半が誓いで、後半が喜びである。
 66篇は前半は喜びで、後半は誓いになっている。
 この二つの詩篇の順番は違う感じもする。
 65篇でやったように誓いと家はいっしょである。

■66篇の構造を考えるときの手がかり

 4節、7節、15節にセラがある。
 5節と16節にさあがある。さあは来なさいという意味である。
 6節のさあはヘブル語を見ればわかるように、ちょっと意味が違う。
 10節にキーがある。
 ほめよが8節にあるのと、20節のほむべきかなは同じである。
 全地、喜び、賛美、みわざ、恐ろしい。
 このキーワード1-12節の中にぐるぐる出てくる。
 川の中(6節) 火の中、水の中(12節)
 13-15節の中でいけにえ、誓い、(誓い)、いけにえになっている。
 いけにえをささげているのは誓いが中心である。いけにえは誓いのことである。
 口、舌(14節、17節)

■構造

 構造は大きく分けて1-12節の前半と13-20節の後半になる。
 5-12節と16-20節はさあで始まっている。
 1-4節と13-15節の最後はセラで終わっている。いちようセラを尊重した。
 5-12節の中と16-20節の中はどっちとも二つにわかれている。
 5-12節の中は5-7節と8-12節になっている。
 16-20節の中は16-19節と20節になっている。
 5-12節は一言で言うと復活のみわざである。
 全地は復活を喜んで、賛美している。
 13-15節の中に神様の家というテーマも書かれている。
 構造を65篇といっしょに考えるともっとわかる。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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