Subject: 詩篇67篇 祝福(将) |
From: Shou Itou |
Date: 2005/01/19 11:32 |
To: "+saiwai.net" <saiwainet@yahoogroups.jp> |
こんにちは、+イトウショウです。 祝福を続けて聖書から見ました。 ●創世記27章 イサクは年を取った時に自分の長男であるエサウに祝福を与えようとしたが、妻 のリベカは弟のヤコブが正しい跡継ぎであることを知っていたので、ヤコブをエ サウに変装させて祝福をもらわせた。エサウは祝福を求めてイサクのもとに来た が、祝福は既にヤコブに与えられた後で祝福がなかったので、彼は弟ヤコブを殺 そうとした。 ●出エジプト記32:18 そこで、モーセは言った。「あなたがたは、おのおのその子、その兄弟に逆らっ ても、きょう、主に身をささげよ。主が、きょう、あなたがたに祝福をお与えに なるために。」 レビは兄シメオンと一緒にシェケムの町に対して攻撃を仕掛けて、神の儀式を悪 用して人々を虐殺した(創世記34章)ために、イスラエルの中で相続地が内とい う呪いをヤコブから受けた(創世記49章)。その子孫であるレビ族はイスラエル が仔牛の偶像を造って堕落した時、モーセと共に主の側についてイスラエルを裁 いた。それで、この箇所にあいてあるようにモーセがレビ族の祝福を宣言して、 それはその通りになった。すなわち、彼らは相続地がなかったが、主の祭司の民 に選ばれてイスラエルのリーダー的な存在になり、48の町を相続した。 ●民数記22-26章 モアブの王バラクは預言者バラムを使ってイスラエルを呪わせようとして、彼に 人を送って呼び寄せた。バラムは主が滅びを宣言されない者に、滅びを宣言でき ないということをバラクに告げたが、バラクはしつこく彼らを呪うことを求め た。バラクはバラムが3度イスラエルを祝福したことになると、彼を帰した。 ●ルカによる福音書6:28 あなたをのろう者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい。 このように自分を呪う敵を祝福せよということを命令する箇所は新約聖書の中に たくさんある(例ローマ12:14)。主イエス・キリストもご自分を呪う敵を呪う ことはなかった。パウロの時代においてはこの命令は非常に難しいものとなって いた。パウロがローマ人への手紙を書いてからしばらくして、ネロ帝によるクリ スチャン迫害が起こったのである。クリスチャンはキリストにある復活の信仰を 持っていなければ、敵を迫害することは出来なかった。私たちも復活の信仰を 持って敵を祝福するべきである。-- Shou Itou E-Mail: shou_itou@parkcity.ne.jp