みーちゃんです。
”祝福”の歴史をヨセフまで見てみました。
■主→アダム:
聖書の中の神様からの祝福は、すべてここから始まっています。しかし、アダムは神様に与えられたこの祝福を達成することはできませんでした。なぜなら、神様の与えてくださったもう一つの祝福である、”善悪の知識の木”と”いのちの木”について間違ったことをしてしまったからです。もし、ここで間違わなかったのならば神様はもっと祝福をアダムに与えられました。しかし、神様は罪を犯してしまったアダムにも祝福を与えられました。
「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」
■主→アブラハム:
神様はアブラハムに”アブラハム契約”を与えられましたが、これは、”そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。”という有名な契約の祝福のいい方です。この祝福は実際に神様の民イスラエルやアブラハムの子孫によって成就することです。この祝福の言い方は、この後で何度かでてきます。
「そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」
■イサク→ヤコブ(エサウ):
アブラハムの息子であるイサクは自分の息子ヤコブに、神様が父のアブラハムに与えられた祝福のことばで、祝福を与えます。その祝福とは最初イサクがエサウに与えようとしていたものです。しかし、その祝福はヤコブに与えられるものだと約束されていたことを、最初から知っていたリベカはヤコブが祝福を与えられるように正しく働きます。なぜなら、この祝福の約束は神様から与えられたものだからです。
「ああ、わが子のかおり。主が祝福された野のかおりのようだ。国々の民はおまえに仕え、国民はおまえを伏し拝み、おまえは兄弟たちの主となり、おまえの母の子らがおまえを伏し拝むように。おまえをのろう者はのろわれ、おまえを祝福する者は祝福されるように。」
■ヤコブ→12人の息子たち:
イサクの息子であるヤコブは自分の12人の息子たちに、自分が死ぬ前に、祝福を与えました。その祝福とは、少しだけ読むと”これがほんとうに祝福なのか?”と思われるところもありましたが、これは、アブラハムの祝福からつながっている話です。この祝福とは、神様の民であるイスラエルの話にもつながっていくところです。
「ヤコブはその子らを呼び寄せて言った。「集まりなさい。私は終わりの日に、あなたがたに起こることを告げよう」
#他にもところどころの間に祝福の話はでてくる、たとえばヤコブが御使いと戦って祝福を得た時など。
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