みーちゃんです。
今日の通読です。
■テーマの対比:
(願い) ー (理由)
救ってください ー 泥沼、穴
待ちわびている ー 大水
恥を見ないように ー そしり
仲間からのけ者に ー そしり
恵みにより救い出す ー 憎む者ども
恵みにより救い出す ー 大水
御顔を向けてください ー そしり
仲間からのけ者に ー そしり
落とし穴となれ ー そしり
燃える怒り ー そしり
ほめたたえる ー 貧しい者に耳を傾ける
子孫は地を受け継ぐ ー だれも住む者がいなくなる
数々の罪過 ー 咎に咎を加え
■悪者と正しい者(詩人)l:
そしり : 賛美
悪者はそしる ー> 詩人はそしられる ー> 詩人は神様に救いを求める ー> 神様は耳を傾ける ー> 詩人はほめたたえる(感謝する)
悪者の詩篇69篇のテーマは”そしる”ということです。この悪者のそしりのターゲットは詩人で、詩人はこのそしりによって、大水の中に溺れているような状態、そして、穴に陥っているような状態にいます。このそしりの中で、詩人は同情する者を求めますが、彼の仲間までもが彼を見捨ててしまいます。そして、このような状態におかれている詩人にとっての、唯一の救いは”神さま”ということになります。その神様に詩人は祈って助けを求めています。前半を見ていると、詩人は神様に見放されたように思われます。しかし、後半で詩人の神様の救いに対する確信は強くなり、最後には主をほめたたえて、感謝しています。
■悪者と正しい者(詩人)ll:
数々の罪過 : 咎に咎を加え
詩篇69篇の詩人の苦しみの一つの理由として、詩人の罪ということが考えられます。しかし、この苦しみという結果には、詩人の罪だけではなく、悪者の咎も関係しています。それは、27節に書かれている通りです。詩人は正しい者と悪者がともにいのちの書に書かれないために、神様に悪者をいのちの書から取り消すように願っています。なぜ、こんなにまで詩人は敵を憎んでいるかと言うと、この敵は、正しい者を迫害し、そしりをしているからです。
#詩篇69篇の一番強調されるべきテーマは”そしり”である。
--------------------------------------
:: Miwaza Kanno ::
miwaza@miwaza.com
http://miwaza.com
God be with you
:)
--------------------------------------