Subject: 詩篇69篇 構造(ケイヤ) |
From: "keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com> |
Date: 2005/02/01 12:50 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんにちは、+KeiyaKannoです。 はっきりしている箇所、構造の結論にあるテーマを通して詩篇69篇の構造を考え 直しました。 この詩篇でまとまっているテーマは2つある。それらは「泥沼」と「そしり」で ある。泥沼については1-3, 14-15にある。そしりについての箇所は7-12, 19-20 である。22-23も敵が穴に落ちるということで泥沼と関係ある箇所として考えら れる。 この詩篇の結論は30節からの箇所であるということが考えられる。なぜなら、29 節の最初にはヴァという接続詞があるからである。この箇所には2つのテーマが ある。30-33はあわれみで、34-36はシオンである。その2つのテーマが逆になっ たものが24節と25節にでてくる。それで24-28と30-36は対比されていることが考 えられるのである。 そこから考えられる構造は次のようになる。 1-23 a 1-5 泥沼、大水から救い出してください b 6-12 そしりから救い出してください a 13-15 恵みによって大水から救ってください b 16-23 恵みによってそりから救ってください 24-36 24-29 敵は怒りを受け、荒れ果てるように 30-36 私たちはあわれみを受け、シオンに住む ------------------------- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God bless you! -------------------------