Subject:
詩篇69篇 構造(将)
From:
Shou Itou
Date:
2005/02/02 8:57
To:
"+saiwai.net" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

詩篇69篇の構造を見直しました。

この詩篇のテーマとしては「泥沼」と「そしり」があり、泥沼の話は1-3、14-15
にあり、22-23も落とし穴の話であるので、泥沼の話であるといえ、そしりは7-
12、19-20にある。

最後の結論の部分は30節から始まり(29節の頭に接続詞があるため)、2つに分
かれて賛美することとその理由について書かれている。30-33は憐れみについて
で、34-36はシオンに住むことについてであるが、前半は24節と、後半は25節と
対比されている。

これから考えると構造はつぎのようになる:

1-5 泥沼からの救い
   6-12 祈り、そしりからの救い
13-15 恵みによる泥沼からの救い
   16-23 恵みによるそしりからの救い

      24-29 敵が裁かれるように
      30-36 神の憐れみにより地に住む

-- Shou Itou E-Mail: shou_itou@parkcity.ne.jp