Subject:
詩篇72篇 義の王(将)
From:
Shou Itou
Date:
2005/02/23 8:02
To:
"+saiwai.net" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

「義の王」について見ました。

何が「義」なのか。それは貧しい者を弁護して、全ての人に公正な裁きを行うこ
とである。

義の王と言われたときに最初に思い出すのは、創世記14章に出てくる「義の王」
メルキゼデクである。彼は平和の町エルサレムを支配していたが、その点は詩篇
72篇とつながる。詩篇72篇では義を与えられた王が平和をその国にもたらすこと
が書かれている。

第1列王記10:9(同じく2歴9:8)では、シェバの女王が主とソロモンをほめたた
えているところで、主はソロモンを王として公正と正義を行うということを語っ
ている。ソロモンは題目上では詩篇72篇を書いた人物であるので、72篇が割と多
く当てはまる。ソロモンの時代には戦争が無く平和の時代であり、彼は手に知恵
を求めてそれを得て、その知恵を使って公正な裁きをしていた。シェバの王では
なく女王が貢ぎ物を持ってきてソロモンにささげ、ソロモンは大きな領土を持っ
ていた。ソロモン自身の名前の意味も「平和」という意味である。

主イエス・キリストは詩篇110篇やヘブル人への手紙に書かれているように、メ
ルキゼデクのに並ぶとこしえの大祭司であると書かれている。それはつまり、メ
ルキゼデクに並ぶ義の王であるという意味であり、平和をもたらすということで
ある。メサイアであるキリストは、ユダヤ人が考えていたような戦争はせず、平
和に十字架にかかって私たちの罪を贖ってくださった。

-- Shou Itou E-Mail: shou_itou@parkcity.ne.jp