Subject:
詩篇73篇の構造と問い
From:
"Mikuni Kanno" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2005/02/28 10:42
To:
<saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇73篇の構造と問いを考えました。

【テーマ】
・神はイスラエルにいつくしみ深い
・わたしは悪者の栄えるのを見た
・その民の豊かな水は彼らによって飲み干された
・わたしは一日中責められた
・わたしは神の聖所で彼らの最後を悟った
・主は彼らを滅ぼされる
・主はわたしの分の土地
・わたしは神のみわざを語り告げる

【構造】

前半 1-16節 悪者が栄えるのを見る むなしく心をきよめる
後半 17-28節 神の聖所に入り彼らの最後を悟った アサフの決心

1-2節 神は心のきよい人にいつくしみ深い 足が滑るばかり
3-12節 悪者の栄えるのを見る いつまで安らか
13-16節 わたしはむなしく心をきよめた 知ることが苦しみ

17節 神の聖所で彼らの最後を悟った
18-19節 彼らは突然滅ぼされる 滑りやすいところ
20-22節 苦しんだときわたしは愚かでわきまえもない
23-24節 主はいつもわたしの右にいて下さった
25-28節 神はわたしの分の土地です 神の近くにいることは幸せ

【気がついたこと】
・詩篇73篇は第三巻の始まりのアサフの詩篇である。
・この詩篇で節の最初にある接続詞は16回もある。

【100文字文】

神はイスラエルにいつくしみ深い。しかし、わたしは悪者の栄えるのを見て、足が滑りそうになった。わたしは神の聖所で彼らの最後を悟った。主こそわたしの避けどころである。

【大切な節】
・28節 しかし私にとっては、神の近くにいることが、しあわせなのです。私は、神なる主を私の避け所とし、あなたのすべてのみわざを語り告げましょう。

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