Subject:
詩篇73篇 時代背景(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/03/01 13:31
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇の時代背景について研究しました。

●アサフについて

この詩篇の作者として題名に書かれているのはアサフである。そして内容を読む
と彼が歌った詩篇であると考えてまちがいはなさそうである。

アサフについて書かれている聖書箇所は第1歴代誌6:39, 15:17, 15:19, 16:5,
16:7, 16:37、第2歴代誌5:12, 29:30, 35:15、エズラ記2:41, 3:10、ネヘミヤ記
7:44, 11:22, 12:46などである。

これらの箇所から分かるのはアサフが

・レビ人であること
・ダビデによって任命された歌歌いであること
・青銅のシンバルを使っていたこと
・いつも主の御前で歌を歌っていたこと
・歌歌いであると同時に先見者、預言者であったこと
・彼の子孫がネヘミヤの時代でも歌歌いであったこと

などである。

●アサフと詩篇73篇の関係

この詩篇にはアサフは自分が敵、悪者が祝福され、平和である状態を見てすべり
そうになっているということが記されている。しかし、彼は預言者としてまたレ
ビ人として神の聖所に入った時に彼らがさばかれることを悟ったのである。彼は
神がいつも導き、守ってくださったことを思い出した時に主ご自身が自分の相続
地であり、神の近くにいると幸いであることを確信するのである。これは彼が特
にレビ人だからである。レビ人にはカナンから相続地が与えられず、神ご自身が
相続地なのである。そして彼は神の近くにいて神を賛美するのである。

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God bless you!
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