Subject: 詩篇73篇と詩篇1, 2篇(ケイヤ) |
From: "keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com> |
Date: 2005/03/02 12:52 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんにちは、+KeiyaKannoです。 詩篇73篇で言われている悪者が栄えていて、それを見てさばきを求めるという テーマは詩篇の中に何箇所もある。ある人はこのテーマの逆が詩篇1篇にあり、1 篇と2篇は73篇に似ているということを言う。それで1篇と2篇の関係を見ました。 これらの詩篇では悪者が栄えているのではなく、正しい者が栄えているので、本 来のあるべき姿であり、詩人が求めているものである。 1篇の最初で幸いな者は心がきよく、主を裏切ることをしなかった者は幸いであ るということが言われている。彼は栄える木であり、実を結ぶのである。これは 悪者が栄えていても草と例えられているのとは正反対である。この詩篇でも悪者 はもみがらのようであり、さばかれることが言われている。悪者はさばきの中に 立てないが、正しい者はそこに立つことが言われているのである。またここで正 しい者の道は続くが、悪者の道は滅びることが言われているのである。 2篇は悪者がむなしく神と神の王にに敵対しているという所から始まる。それに 対して神はご自分の山であるシオンから笑われるのである。その主はご自分の王 に国々を所有として与えられるのである。そして最後に主に実を避ける者は幸い であるということを確信するのである。 これらの詩篇を読むと73篇に似ていることが分かる。まず1篇は詩篇73篇にでて くるテーマの逆である。悪者が栄えているのではなく、正しい者が栄えているの である。そして2篇では愚かな国々は主の怒りによって滅ぼされ、主は国々をご 自分の王に相続地として与えられるのである。 ------------------------- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God bless you! -------------------------