Subject:
詩篇74篇 状況の理由
From:
"Miwaza J. Kanno" <miwaza@miwaza.com>
Date:
2005/03/10 11:59
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇74篇の民の状態の理由を哀歌から見ました。

■主の燃える怒りの日:

哀歌は主の燃える怒りの日の話です。そして、詩篇74篇とつながっている、主
の聖所が滅ぼされるという話は、哀歌の2章にでてきます。47篇には直接なぜ
聖所は敵にこうげきされているのかということはでてきませんが、哀歌にはなぜ
聖所は破壊されているかの理由が書かれています。

■聖所破壊(哀歌2章):

哀歌2章1-10節には、聖所が破壊されることについて細かく書かれていま
す。聖所は破壊されるというのは、神様が聖所を捨てられたという事であり、そ
れは、神様がご自分の牧場の羊に御怒りを燃やされているということです(詩篇
74篇1節)。その御怒りの原因とは、民の罪です。そのために、聖所は破壊さ
れ、その城壁は敵の手に渡されています。

■山鳩のいのちは敵に引き渡された:

神様は民の罪のために、敵に民を引き渡されました。そのために、敵は民をあざ
けり、そして、民に向かって歯ぎしりをしました(哀歌2章16節=詩篇74篇
10、18、20、21、22節)。それだけではなく、彼らは民を虐殺しまし
た。そのために、民は主に祈り自分たちを顧みてくださるように祈っています
(哀歌2章20節=詩篇74篇18節)。

■私は御名を呼んだ(哀歌3章5節):

哀歌の個所で民は神様に救いを求めて、御名を呼んでいます。それは、正しくさ
ばいてくださいという訴えであり、神様の答えを求めて祈っています。これは、
詩篇74篇でいえば、18-23節にあたる個所で、民は自分たちが一日中そし
られていることを、神様に訴えている個所です。そして、ここで御怒りを自分た
ちではなくて、敵に向けてくださるように願っています。

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