こんにちは。菅野みくにです。
新約聖書の中から角を探しました。
■ルカ福音書1:69
救いの角を、われらのために、しもべダビデの家に立てられた。
・ザカリヤの預言。主は民を顧みて、贖いをなされ、救いの角をダビデの家に立てられた。これは、主のあわれみによる。
■黙示録5:6
さらに私は、御座――そこには、四つの生き物がいる。――と、長老たちとの間に、ほふられたと見える小羊が立っているのを見た。これに七つの角と七つの目があった。その目は、全世界に遣わされた神の七つの御霊である。
・七つの角と七つの目が子羊にあった(?)。目は御霊である。角は特に何の象徴か言われていない。
預言書のいくつかの箇所から角を探しました。
■エレミヤ書48:25
「モアブの角は切り落とされ、その腕は砕かれた。――主の御告げ。――」
・モアブの角は切り落とされた。それは、彼らが主に対して高ぶったからだ(48:42)。また、彼らは高ぶったので、酔う(48:26)。もう、ぶどう踏みの喜びの声はない(48:33)。
■哀歌2:3
燃える怒りをもって、イスラエルのすべての角を折り、敵の前で、右の手を引き戻し、あたりを焼き尽くす燃える火で、ヤコブを焼かれた。
・主は燃える怒りを持って、イスラエルの角を折られた。主はイスラエルにとって敵のようになられた(2:4-5)。
■哀歌2:17
主は企てたことを行い、昔から告げておいたみことばを成し遂げられた。滅ぼして、容赦せず、あなたのことで敵を喜ばせ、あなたの仇の角を高く上げられた。
・主は敵の角を高く上げられた。主の御怒りの日には誰も残った者がいなかった(2:20-22)。