Subject:
眠る
From:
伊藤由美 <itoyumi@parkcity.ne.jp>
Date:
2005/03/22 17:37
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

伊藤由美です

いろいろ調べたわりには、注目すべき言葉に注目が行っていないという、
何とも情けないありさまです。
5節と6節の「眠る」はストロングナンバーでは違うのですが、
この違いはどう考えておくべきなのでしょうか?
両方の使われ方を見てみると、眠りの深さと、意味が違うようにも思えますが・・・
単なる同義語として考えておいてよいのかどうかなど・・・

◆5節の眠る05123

詩篇76:5
剛胆な者らは略奪に会い、彼らは全く「眠りこけ」ました。
勇士たちはだれも、手の施しようがありませんでした。

詩篇121:3
主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、「まどろむ」こともない。

詩篇121:4
見よ。イスラエルを守る方は、「まどろむ」こともなく、眠ることもない。

イザヤ5:27
その中には、疲れる者もなく、つまずく者もない。
それは「まどろま」ず、眠らず、その腰の帯は解けず、くつひもも切れない。

イザヤ56:10
見張り人はみな、盲人で、知ることがない。彼らはみな、おしの犬で、ほえることもできない。
夢を見て、横になり、「眠り」をむさぼっている。

ナホム3:18
アッシリヤの王よ。あなたの牧者たちは「眠り」、あなたの貴人たちは寝込んでいる。
あなたの民は山々の上に散らされ、だれも集める者はいない。

◆6節の眠る07290
士師記4:21
だが、ヘベルの妻ヤエルは天幕の鉄のくいを取ると、手に槌を持ってそっと彼のところへ近づき、
彼のこめかみに鉄のくいを打ち込んで地に刺し通した。
彼は疲れていたので、「熟睡して」いた。こうして彼は死んだ。

詩篇76:6
ヤコブの神よ。あなたが、お叱りになると、騎手も馬も、深い「眠り」に陥りました。
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箴言10:5
夏のうちに集める者は思慮深い子であり、刈り入れ時に「眠る」者は恥知らずの子である。

ダニエル8:18
彼が私に語りかけたとき、私は「意識を失って」、地に倒れた。
しかし、彼は私に手をかけて、その場に立ち上がらせ、

ダニエル10:9
私はそのことばの声を聞いた。
そのことばの声を聞いたとき、私は「意識を失って」、うつぶせに地に倒れた。

ヨナ1:5
水夫たちは恐れ、彼らはそれぞれ、自分の神に向かって叫び、船を軽くしようと船の積荷を海に投げ捨てた。
しかし、ヨナは船底に降りて行って横になり、ぐっすり「寝込んで」いた。

ヨナ1:6
船長が近づいて来て彼に言った。「いったいどうしたことか。『寝込んだり』して。
起きて、あなたの神にお願いしなさい。あるいは、神が私たちに心を留めてくださって、私たちは滅びないですむかもしれない。」