Subject:
詩篇76篇 誓い(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/03/23 12:11
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇からも私たちが何をするべきかを学ばなければならない。それが直接書
かれているのは11節である。そこで私たちは主に誓いを果たすべきであるという
ことが書かれている。しかし、具体的に何をするのかは書かれていないので、神
を恐れ、知ること、神の山が勝利するなどの関係において考えました。

●エフタのストーリー

まず戦いと誓いの関係を考える時に思い出したのが、士師記11章のエフタのス
トーリーである。エフタは遊女の子であったために兄弟たちに追い出された。彼
は自分の相続を受けることがなくトブの地に住んだ。しかし、兄弟たちはアモン
人に攻撃された時に彼を支配者にし、戦いに行かせた。その時に彼は主に誓いも
し主が勝利を与えてくださったら自分を迎えに来る者を主に捧げると誓う。神は
彼に救いを与え、勝利を与えてくださった。それでエフタは誓った通り自分の娘
を主に捧げた。

エフタは兄弟たちから追い出されてしまったので相続、相続地を受けることはで
きず76:9にあるように貧しい者となった。しかし、支配者に任命されてアモン人
と戦った時に神は彼に勝利を与えてくださったのである。それで戦いの前に誓っ
た彼は誓いを果たした。この誓いは大切である。エフタは主に最初に家から迎え
に来た者を捧げると誓うが、これは聖所で特別な働きをするということである。
それでこのことは2節の神の住まいというテーマにつながる。

●並行している言い方

11節で主に誓いを立てるということに並行しているのは主に贈り物を捧げるとい
うことである。これは王の王への贈り物であるので、ソロモンへの国々からの贈
り物を考えることができる。しかし、私たちはこれよりも誓いとの関係で考える
ならば、誓願の捧げ物を考えるべきである。レビ記22:17-25などにその教えは書
かれているが、そこで主には最良のいけにえを捧げるべきであるということが言
われている。このように誓う時には贈り物をするのである。

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God bless you!
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