Subject:
76篇「金曜日の聖書研究」
From:
"+ShinyaKanno" <shinya@kanno.com>
Date:
2005/03/25 9:31
To:
"Saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

今週は76篇に出てくる細かいことばについて調べた。
また、そのことばを調べるやりかたについてももう一度確認した。

■2節の仮庵について

 もし、この詩篇が書かれた時代に神殿がたっていたのなら、なぜ仮庵というのか。
 神様の住まいは天にある。これは8節を通してわかることである。
 神殿が建っていないなら、なぜ、神様の住まいはシオンにあるのか。たっていなかった時代はシロにあった。

■4節のえじきの山々について

 4節のえじきということばのところにほしじるしがついている。
 このほしじるしがつくのは訳すのが大変であって、たくさんあるからである。

■5節と6節の眠るについて

 寝ているというのは夜にねむいからねていることをあらわしているのではない。
 力がないということをあらわしている。
 イスラエルは戦いのときにはわざと寝ている時をねらって行く。

76篇から私たちは主に誓いを立てそれを果たすということしなければならないことを教えられる。
マタイの山上の説教に出てくる誓ってはならないという箇所は有名だが、そのことは旧約聖書でも言われている。
昨日の通読の箇所であったナホム書には主に誓いを立てるというテーマや、眠るというテーマが出てきた。

国々は神様を知ろうとしないので、神様によって強制的にさばきによって知るようにされてしまう。
このテーマはよく預言書に出てくる。さばきによって主を知る。
ヨナ1:16節でも、船に乗っているときにあらしがおこったので、人々は主を恐れていけにえをささげた。

そのあとヨナが魚の腹の中で祈っていたときに、主に誓いを立てそれを果たしましょうと言っている。(ヨナ2:9)
神様は聖なる神様であられるので、きよくない国々をさばかれる。
国々は神様によってきよくされたので、民と同じように聖徒となることができる。

聖なる民が神様に対して一番しなければならないことは神様に感謝することである。
特別に祈りが聞かれたら献金をしますというの中で大切なのは献金することではなく、その感謝の心が大切である。
新約聖書の七十人訳で76:11節の誓いということばを見ると、それは祈りということばになっている。

私たちに特別なことがされたら、私たちは特別に主の御名に感謝する。
聖餐式のときの誓いは私たちはあなたの御名に感謝することに戻りますということである。
聖書の一番中心にあるのは詩篇で、詩篇では感謝することしか書かれていない。そのことについて長く書かれている。
主の御名に感謝する場所は神様のおられる場所、その場所に住めるのが聖なる民である。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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