Subject:
詩篇77篇
From:
伊藤由美 <itoyumi@parkcity.ne.jp>
Date:
2005/03/29 9:03
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

伊藤由美です
詩篇77篇の構造を送ります。

1 神に叫ぶ 神は聞かれる

 2 「夜」に「手」を伸ばすが 私の「たましい」は慰めを「拒む」
 3 神を「思い起こし」 私の霊は衰える  セラ

  4 私の心は乱れる
  5 昔を「思い返す」
  6 「夜」に私の歌を「思い起こし」、心と語り、「たましい」は問う
   7ー9 問いかけの内容
    7 いつまで主は「拒まれる」だろうか
    8 恵みは 絶たれたのか
    9 神は 忘れたのか           セラ

    10 私が弱いのは 神の右の「手」が変わったから

  11 主の「みわざ」を「思い起こす」 キー「昔」を「思い起こす」
  12 主の「みわざ」を「思い巡らす」

13 神の道は聖
 14 奇しい「わざ」を行なわれる、「御力」を現わされる
 15 「御腕」で ヤコブとヨセフの子らを贖う   セラ
  16ー19 天変地異:水、雲、雷雲、矢、雷、道、足跡
20 モーセとアロンの「手」により 羊を導く
   
★16ー19は出エジプトのみわざを思い出す。
★9節はセラで終わるが、10節の頭に接続詞がある。
★全体としては、前半でどうしてどうして?と祈りながら、
神の救いの御腕・みわざを思い起こすことによって
羊飼いなる主を賛美するということなのだろうか。
★「道」からは御言葉も連想するが、13節の「道」に関しては義の裁きということだろうか。
その内容が16ー19に表わされているように思えるが。