伊藤由美です
詩篇77篇の構造を送ります。
1 神に叫ぶ 神は聞かれる
2 「夜」に「手」を伸ばすが 私の「たましい」は慰めを「拒む」
3 神を「思い起こし」 私の霊は衰える セラ
4 私の心は乱れる
5 昔を「思い返す」
6 「夜」に私の歌を「思い起こし」、心と語り、「たましい」は問う
7ー9 問いかけの内容
7 いつまで主は「拒まれる」だろうか
8 恵みは 絶たれたのか
9 神は 忘れたのか セラ
10 私が弱いのは 神の右の「手」が変わったから
11 主の「みわざ」を「思い起こす」 キー「昔」を「思い起こす」
12 主の「みわざ」を「思い巡らす」
13 神の道は聖
14 奇しい「わざ」を行なわれる、「御力」を現わされる
15 「御腕」で ヤコブとヨセフの子らを贖う セラ
16ー19 天変地異:水、雲、雷雲、矢、雷、道、足跡
20 モーセとアロンの「手」により 羊を導く
★16ー19は出エジプトのみわざを思い出す。
★9節はセラで終わるが、10節の頭に接続詞がある。
★全体としては、前半でどうしてどうして?と祈りながら、
神の救いの御腕・みわざを思い起こすことによって
羊飼いなる主を賛美するということなのだろうか。
★「道」からは御言葉も連想するが、13節の「道」に関しては義の裁きということだろうか。
その内容が16ー19に表わされているように思えるが。