Subject: 詩篇77篇 思い起こす |
From: "Miwaza J. Kanno" <miwaza@miwaza.com> |
Date: 2005/03/29 11:02 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
みーちゃんです。 ”昔の事を思い起こす”、”主のみわざを思い起こす”などの個所を見てみました。 ■詩篇44篇1節: ここで、詩人は神様が昔行ってくださったみわざを、先祖たちは語ってくれたと 言っています。ここで言われている、神様が行ってくださったみわざとは、2節 からのところに書かれているように、敵を追い払い、彼らから民を救ってくださ るということです。これは。詩篇77篇の言い方で言えば、”ご自分の民を羊の 群れのように導かれた”ということです。 ■詩篇143篇5節: 神様のわざを”静かに考える”という話は、詩篇143篇にも出てきます。ここ で、詩人は、昔の事を思い出しています。なぜなら、彼の魂は滅びそうで、衰え 果てて神様に救いを求めているからです。このパターンは、非常に詩篇77篇に 似ています。この詩篇で詩人が求めているのは、神様が自分を導いてくださると いうことで、詩篇77篇で詩人が民についていいっている事と同じです。 ■申命記32章7節: モーセは自分の歌の中で、”昔の日々を思い出すように”と言っています。この モーセこそが、詩篇77篇20節で、民を羊の群れのように導いた者として思い 出されている人です。モーセが歌の中で思い出しなさいと言っているのは、神様 の”みわざは完全である(申命記32章4節)”ということや、神様が民を守って くださった方であるということなどです。 -------------------------------------- :: Miwaza Kanno :: miwaza@miwaza.com http://miwaza.com God be with you :) --------------------------------------