こうです。思い起こすについて詩篇の中から見ました。
●22:27
地の果て果てもみな、思い起こし、主に帰って来るでしょう。また、国々の民もみな、あなたの御前で伏し拝みましょう。
・ここではすべての国々の民が皆主のみわざを思い起こし、帰ってくるといっている。
●42:4・6
私はあの事などを思い起こし、御前に私の心を注ぎ出しています。私があの群れといっしょに行き巡り、喜びと感謝の声をあげて、祭りを祝う群集とともに神の家へとゆっくり歩いて行ったことなどを。
私の神よ。私のたましいは御前に絶望しています。それゆえ、ヨルダンとヘルモンの地から、またミツァルの山から私はあなたを思い起こします。
・四節で詩人は42:1-3節のことを思い起こしている。六節では神自身を思い起こしている。
●63:6
ああ、私は床の上であなたを思い出し、夜ふけて私はあなたを思います。
・ここでダビデは神を思い出している。
●74:2
どうか思い起こしてください。昔あなたが買い取られた、あなたの会衆、あなたがご自分のものである部族として贖われた民を。また、あなたがお住まいになったシオンの山を。
・ここでアサフは神に対してイスラエルのことを思い起こすように祈る。
●78:35
彼らは、神が自分たちの岩であり、いと高き神が自分たちを贖う方であることを思い出した。
・ここでアサフはイスラエルについて話している。
●105:5
主が行なわれた奇しいみわざを思い起こせ。その奇蹟と御口のさばきとを。
・この詩篇では神のみわざについて多く書かれている。
●106:45
主は、彼らのために、ご自分の契約を思い起こし、豊かな恵みゆえに、彼らをあわれまれた。
・ここでは主がイスラエルのために契約を思い起こされている。
●119:49・52・55
どうか、あなたのしもべへのみことばを思い出してください。あなたは私がそれを待ち望むようになさいました。
主よ。私は、あなたのとこしえからの定めを思い出し、慰めを得ました。
主よ。私は、夜には、あなたの御名を思い出し、また、あなたのみおしえを守っています。
・49節で詩人は神に対して思い出してくださるようにいっている。52節では自分が神の定めを思い出したと書いている。55節では自分が神の皆を思い出したと言っている。
●132:1
主よ。ダビデのために、彼のすべての苦しみを思い出してください。
・この詩篇は都のぼりの歌でその一節でダビデの苦しみが思い出されるようにとかかれている。
●137:1・7
バビロンの川のほとり、そこで、私たちはすわり、シオンを思い出して泣いた。
主よ。エルサレムの日に、「破壊せよ、破壊せよ、その基までも。」と言ったエドムの子らを思い出してください。
・ここでイスラエルはバビロンに連れて行かれている。そこでイスラエルはシオンを思い出し、神にエドムに対する裁きを求める。
●143:5
私は昔の日々を思い出し、あなたのなさったすべてのことに思いを巡らし、あなたの御手のわざを静かに考えています。
・ここでダビデは77篇と同じように昔のことを思い出している。
以上です。
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Koh A.
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