Subject:
詩篇77篇 対比
From:
"Miwaza J. Kanno" <miwaza@miwaza.com>
Date:
2005/03/31 12:15
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

みーちゃんです。

詩篇78篇と詩篇77篇を一緒に考えてみました。

■テーマ:

・詩篇77篇のポイントは、詩人が神様のみわざを思い起こしている、というと
ころですが、詩篇78篇はその全く反対です。詩篇78篇では、民が何度も神様
のみわざを忘れてしまっているということが強調されています。しかし、大切な
のは神様がやってくださっていることが同じであるということです。神様は、民
がみわざを忘れて逆らっても、あわれみをもって導いてくださっています。

ー詩篇77篇3、20節
ー詩篇78篇4、11、32、38、70-72節

・詩篇77篇9節で詩人は、自分のたましいに問いかけ、神様はいつくしみを忘
れたのか?神様は怒ってあわれみを閉じてしまったのだろうか?と言っています
が、その答えは、詩篇78篇にあります。民は、何度も神様に逆い、神様の怒り
を招くような事を数々行いましたが、神様は、その度に赦してくださり、民を心
に留めてくださり、決して、怒って哀れみを忘れるような事はなさらなかったか
らです。

ー詩篇77篇9節
ー詩篇78篇38節

・詩篇77篇に書かれている”神様のみわざ”とは、出エジプトのことであること
は、詩篇78篇からもわかります。なぜなら、出エジプトのみわざについて書か
れている詩篇78篇には、詩篇77篇にもでてくる、海の中を歩くと言う話がで
てくるからです。そして、神様はこのような偉大なみわざを行ってくださったの
に、民は逆らったというのが、詩篇78篇のポイントです。

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