Subject: 詩篇77篇と78篇(ケイヤ) |
From: "keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com> |
Date: 2005/03/31 12:24 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんにちは、+KeiyaKannoです。 今日の研究で私たちはそれぞれの詩篇を断片的にではなく、ひとつのまとまった ものとして読むべきであるということを学びました。それで今日は詩篇77篇とそ の次の詩篇78篇との関係を考えました。 ●詩篇78篇の概略 詩人はこの詩篇で自分の民に神がなさってくださったみわざを語っている。彼は 後の子孫が神のみわざを忘れないようにするため、また先祖たちと同じにならな いために語っている。 9節からの箇所には民の反逆、神のあわれみのみわざの繰り返しが書かれてい る。まずエフライムは神の命令を守らず、神を忘れたが、神は彼らを導かれた。 そのあとにもマナのこと、エジプトでのわざわい、国々との戦いなどを思い出 す。そして最後にダビデを与えてくださるのである。 ●比較 詩篇78篇の中心は神がなさってくださったみわざを覚えるということである。こ れは先祖たちになさってくださったことを見て、主に感謝し、また主から離れる ことのないためである。イスラエルの先祖たちの問題はなさってくださったこと に感謝せず、みわざを忘れたということだったからである。 詩篇77篇ではみわざを覚えてくださることを願い、彼は自分自身で主のみわざを 覚えるのである。 ------------------------- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God bless you! -------------------------