こうです。77篇と78篇の比較を見ました。
●昔のことを思い返す、語る
77篇の5節でアサフは昔のことを思い返したと書いてある。78篇の2節ではアサフは昔のことを語ろうと書いてある。
●神のわざを語る
77篇の11-20節でアサフは神のわざを思い起こし、語っている。78篇では全体を通して神のわざを語っている。77篇では神の技について具体的に書いていない。しかし、78篇ではイスラエルをエジプトから救い出し、カナンを相続させ、ダビデの支配までの神のわざが細かく、具体的に書かれているが78篇にはイスラエルの罪もおおく出てくる。ここで反対なのは77篇ではアサフは自分で神のわざを思い起こしていて語るためではない。しかし、78篇でアサフは後の世代の者たちに語り、教え、そのことから後の世代の者らがせんぞと同じ罪を犯さないようにしている。だから先祖たちの罪は78篇に多く出てくる。
●民を導く
77篇の20節でアサフは神がモーセとアロンを通してイスラエルを導かれたとかかれている。78篇の52-53節で神がイスラエルを導いたと書いている。77篇では導かれたとしか書いていないが78篇では導かれたことを具体的に書いている。
以上です。
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Koh A.
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