+ちゃんくんです。
詩篇78篇の構造と問いを考えました。
■テーマ
・神はイスラエルにみわざを行われた
・しかしイスラエルはそのみわざを忘れた
・そのためにイスラエルに神の怒りが下る
・けれども、神様はご自分の民をあわれみを持って導かれた
・イスラエルはやっと神様を思い出した
■構造
A 1-7節 先祖たちに行われたみわざを子孫に告げる
B 8-11節 先祖たちは神様のみわざを忘れた
C 12-16節 神様はイスラエルをあわれみを持って導いた
B 17-20節 それどもイスラエルは神様に文句を言った
D 21-22節 神の怒りがイスラエルの上に下る
C 23-29節 神はあわれみによって、飲食を与えられた
B 30節 それでもまだイスラエルは欲望
D 31節 神の怒りが民の上に下る
B 32節 なのに、イスラエルは罪を犯す
D 33節 こうして、彼らの齢を消えさせた
E 34-35節 やっとイスラエルはみわざを思い出した
B 36-37節 また、イスラエルは神を欺いた
C 38-39節 神はあわれみにより、罪を赦された
B 40-43節 イスラエルは神のみわざを忘れた
D 44-51節 神はイスラエルをさばかれた
C 52-55節 ご自分の民をあわれみを持って導かれた
B 56-57節 それなのに、イスラエルは神の命令を守らなかった
D 58-64節 こうして、神の怒りが民の上に下った
C 65-72節 主は眠りからさめ、ダビデを選ばれた
■気がついたこと
・イスラエルが神様のなさった奇しいみわざを思い出したというテーマは、
1回しか78篇の中に出てこない。
・それとキアスマスのAも1回しか出てこない。
・先週77篇でも言ったように、77篇の最後と78篇の最後は同じである。
しかし、77はモーセとアロンで、78はダビデである。
・78篇は72節あって、119篇の次に詩篇の中で長い。
■キーワード
・みわざ
・忘れる
・あわれみ
・導く
・罪
・怒り
■説明文
神は先祖たちに奇しいみわざを行われた。しかし、民はそれを忘れた。
主はあわれみをもって導かれたが、彼らはなおも罪を犯した。
このため、主は彼に御怒りを燃やされた。神は民を導くため、ダビデを選ばれた。
-------------------------------------
+審也@カンノファミリー
mailto:shinya@kanno.com
-------------------------------------