みーちゃんです。

詩篇７７篇と対比してました。

■テーマ：

詩篇７８篇と７７篇の共通テーマは「みわざを忘れず、次世代に語り継げる」と
いうことで、７８篇の場合、詩人は神様のみわざを思い起こしているが、神様が
忘れてしまったかのような状態です。反対に、詩篇７７篇は民が神様のみわざを
忘れてしまっているが、神様は忘れず、民を導いてくださったという事がポイン
トです。

■神様のみわざ：

ー詩篇７７篇：

７８篇は神様が荒野でイスラエルのために行ってくださったみわざですが、７７
篇も同じです。それは、１９節や２０節などからわかります。しかし、７８篇ほ
どはっきりとは書いてありません。

ー詩篇７８篇：

７８篇で神様のみわざははっきり具体的に書かれています。このみわざは、神様
の荒野で行ってくださったみわざです。

■共通点：

一目見てまず気がつく、この二つの詩篇の共通点は、それぞれの詩篇の最後で
す。最後のところで、両方の詩篇は神様が民を羊のように導いてくださったとい
う事が書かれています。これは、詩篇７７篇と詩篇７８篇だけの共通点、または
テーマでなく、第三巻の共通点です。

■忘れる：忘れない：

ー詩篇７７篇：

詩人（覚）　ー　神様（忘）

ー詩篇７８篇：

神様（覚）　ー　民（忘）　←詩人は子孫にみわざを語り継げる

■みわざの思い出し方：

詩篇７７篇と７８篇をつなげてみると、みわざを”どのように”思い出したらいい
のかがわかります。

ー詩篇７７篇：

・昔の日々を思い起こして歌う
・静かに思いめぐらす

ー詩篇７８篇：

・子孫に語り継げる
・主の御力を賛美する

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