Subject: 詩篇80篇との対比 |
From: "hikaru4saito" <hikaru@4saito.com> |
Date: 2005/04/13 17:57 |
To: saiwainet@yahoogroups.jp |
こんばんは。斎藤光です。 詩篇79篇を詩篇80篇と比べて見ました。 詩篇80篇で目立つ言葉はぶどうの木である。 ここのぶどうの木とはイスラエルのことである。 80篇ではイスラエルが食い荒らされていると言うことが言われている。 これは79篇で国々がヤコブを食い尽くしていると言うことと同じである。 79篇で、詩人は神に「神を呼び求めない者」への復讐を求める。 それに対して、80篇で神の民は神の御名を呼び求めている。 79篇と80篇はどちらも罪を犯しているための神のさばきである と言うことがわかる。 80篇では「神の御顔のとがめ」によって滅ぼされると言うことが出てくるからである。 80篇でも79篇でも神様が御顔を隠していることが主な問題として 取り上げられている。神様が怒っていると言うことは御顔を隠している ということだからである。神様は怒っていて、神様の民の祈りを 聞いてくださらない。それで、神様の民は隣人にあざけられ、敵にも あざけられている。 それで詩人は神様に早く御顔を照り輝かせ、救ってくださいと訴える。