Subject:
詩篇80篇 研究のための下ごしらえ(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/04/18 11:01
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

●構造

A 1-3
  a 1 羊の群れのように導く
   b 2 救ってください
    c 3 繰り返し

	B 4-7
	  a 4-6 いつまで攻撃されるのか
	   b 7 繰り返し

A 8-19
  a 8-13 ぶどうの木を導かれた
   b 14-18 さばきをなしてください
    c 19 繰り返し

●構造の説明

繰り返し出てくる言い方が3, 7, 19節にあるために、1-3, 4-7, 8-19に分けるの
が妥当である。それで次にはこの3つの関係を考えなければならない。バランス
は悪いがつながりはABAになっていると考えられる。最初と最後は羊とぶどうの
木を通して民について語り、真ん中で攻撃されているという状態を訴えている。

●気が付いたこと

・3, 7, 19節は同じ言い方であるが、最初の呼びかけの言い方がそれぞれ少しず
つ違う。3節では「神よ」と、7節では「万軍の神よ」と、19節では「万軍の神、
主よ」と呼びかけている。

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God bless you!
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