Subject:
詩篇83篇 ぶどう(将)
From:
Shou Itou
Date:
2005/04/19 17:32
To:
"+saiwai.net" <saiwainet@yahoogroups.jp>

こんにちは、+イトウショウです。

ぶどうについて詩篇80篇のクロスリファレンスを見ました。

●イザヤ書5章

イザヤ書5章の最初には、ぶどうを植えて甘いぶどう酒になるのを待っていた人
について書かれている(1-2節)。その人はぶどうが甘くなるのを待っていた
が、そのぶどうは酸っぱくなってしまった。主はイスラエルが悔い改めるのを
待っておられたが、ますます頑なになって悔い改めなかったのである。それなの
で、主はそのぶどう畑の石垣を除いて、人が踏みつけるままにされる。これは
アッシリヤ、及びバビロンによる裁きを表している。

●エレミヤ2章20節~

この箇所も上記のイザヤの箇所とほとんど同じで、主はイスラエルを従順なもの
としてカナンの地に招き入れられたが、イスラエルの民はどんどん堕落していっ
たということである。イスラエルは罪を犯すことをやめず、偶像礼拝を続けて、
罪を求めていた。それで、神は彼らを欲望に引き渡された。

●エゼキエル書17章1節~

商業の地に置かれたぶどうの木は生長して大きくなり、大鷲の方に向けて枝を伸
ばした。イスラエルはカナンの地に入ってから、ますます人数が増えて、多く後
と貿易をするようになった。彼らは多くの国と国交を持っていたので、外国の文
化がたくさん入り込み、主を忘れて偶像礼拝にふけった。その結果として、主は
ぶどうの木を枯らしてしまわれ、イスラエルはバビロンに必ず負けることが計画
され、70年間の捕囚が確実となった。

-- Shou Itou E-Mail: shou_itou@parkcity.ne.jp