こんにちは、+KeiyaKannoです。

5節で「地の基が揺らいでいる」ということが書かれているが、それは不正なさ
ばきのためであるということが考えられる。それで、なぜ不正なさばきがなされ
ると地の基が揺らぐのか、地の基が揺らぐというのはどのようなことなのかを考
えました。

「地の基が揺らぐ」ということとさばきというテーマを聞く時にまず考えるのは
神がさばきをなされるということとの関係である。神が地に来てさばきをなされ
る時に地は揺れるというのは何度もでてくるテーマである。

最初に思い出す箇所は主がシナイ山でモーセとイスラエルの民に律法を与えてく
ださった所である。そこで主はシナイ山にまで降りてきてくださり、モーセと直
接会って律法を与えてくださったが、その時に大きな音があり、また地震があっ
た。それで民は恐れたのである。

詩篇の中にも神がさばきをなす時に地が揺れるということは何度かでてくる。詩
篇18篇では主が天を曲げて降りてこられる時に地はゆるぎ、恐れたということが
書かれている。また詩篇29篇では主の声、さばきの声によって荒野が揺れたとい
うことが書かれている。

他にも預言書の中に主のさばきによって地が揺れるというテーマは何度もある。

詩篇82篇で不正なさばきのために地が揺れているということと、神のさばきのた
めに地が揺れていることの違いはその理由である。不正なさばきがなされると土
台がしっかりしていないので地が揺らぐが、神がさばきをなす時に地が揺れるの
は地が主のさばきを恐れるからである。地が揺れるのは恐れのためである。

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+KeiyaKanno
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