Subject:
詩篇83篇の全体構造(+ちゃんくん)
From:
"+ShinyaKanno" <shinya@kanno.com>
Date:
2005/05/16 10:35
To:
"Saiwainet" <saiwainet@yahoogroups.jp>

+ちゃんくんです。

詩篇83篇の全体の構造を考えました。

■色塗り:

・彼らは言っています(4節、12節)
・悪巧み(3節、5節)
・滅ぼす(10節、17節)
・恥(16節、17節)
・彼らが恐れるように(15節、17節)
・主の御名(16節、18節)

■テーマ:

・敵たちは一つになって悪巧みをしている
・敵たちに恥をかかせ、彼らを滅ぼしてください
・神様だけが主であることを知り、その名を慕い求めるように

■大切な、ポイントとなるキーワード:

・恥

■気がついたこと:

・ミデヤン人シセラとヤビン(士師記7章)
・オレブとゼエブ(士師記7章)
・ゼバフとツァルムナ(士師記8章)
・13ー14節は詩篇1篇の悪者についてのさばきに似ている
・2節-5節の話は詩篇2篇である、またバベルの塔を作ったときも同じだった

■6-8節の人々について:

・エドムの先祖はヤコブの兄弟エサウである。
・イシュマエル人はハガルを通して与えられたイシュマエルの子孫である。
・モアブとアモンは二人の娘を通してロトに与えられた子供である。
・ペリシテはノアの末の息子のハムの子孫である。
・アッシリヤがだれの子供かはすぐにはわからない。
・ハガル人はだれの子孫かもよくはわからない。
・また、ゲバルもどのような人物なのかわからない。
・アマレクもアッシリヤ、ハガル人、ゲバルのようにどのような人かわからない。

■構造:

1節 神よ。黙っていないでください

2-11節 第一の問題(名前をだめにする)
 2-5節 彼らは心を一つにして悪巧みをしている
 6-8節 その人は~
 9-11節 彼らを国の王たちのようにさばいてください

12-18節 第二の問題(場所をだめにする)
 12節 彼らは牧場をわれわれのものとしようと言っている
 13-15節 彼らを枯れた葉っぱのようのにする
 16-18節 彼らに恥をかかせ、主の名を求めさせる

■要約文:

神よ。黙っていないでください。彼らは心を一つにして悪巧みをしています。
どうか、彼らを国々の王たちのようにさばき、恐れおののくようにしてください。
そして、彼らが主だけが神であることを知り、その名を慕い求めるようにしてください。

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+審也@カンノファミリー
 mailto:shinya@kanno.com
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