Subject:
詩篇83篇
From:
伊藤由美 <itoyumi@parkcity.ne.jp>
Date:
2005/05/16 16:57
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

伊藤由美です
詩篇83篇の構造を送ります。

前半 1ー8 窮状を訴える
 1ー3 神よ黙っていないで
     キー(なぜなら) 神を憎む者が、神の民に悪だくみ
 4ー5 敵の目的は、神の民の国の滅びとイスラエルの名を消すこと
     キー(まことに)彼らは心一つ、神に逆らい契約
 6ー8 彼らに与する国々(リスト)  

後半 9ー18 裁きを求める
 9ー12 裁き給え(リスト)
      彼らが言うのは、神の牧場を奪うこと
 13ー15 神よ彼らを滅ぼし、恐れさせ給え
 16ー18 彼らを恥で満たし、
        彼らが神の御名を慕い求めるように、恐れるように、滅びるように
       ヴェ(そして)彼らが知るように
       キー あなただけが全地の主であることを

★1節と18節は独立して対応しているのかと思ったが、
 2節と18節の頭に接続詞があるのでこのような分け方にした。
 5節の頭にも接続詞がある。

★4節と12節の彼らの言うことは対応しているのだろうか?
 ところで、「消し去る」ことと「自分のものにする」のは同じことか?
 彼らの目的は分けて考えた方がよいのか?

★裁きを求めるところでも、敵が御名を知ることと滅びることの両方を求めているが
 これは矛盾するわけではないのか?