伊藤由美です
詩篇83篇の構造を送ります。
前半 1ー8 窮状を訴える
1ー3 神よ黙っていないで
キー(なぜなら) 神を憎む者が、神の民に悪だくみ
4ー5 敵の目的は、神の民の国の滅びとイスラエルの名を消すこと
キー(まことに)彼らは心一つ、神に逆らい契約
6ー8 彼らに与する国々(リスト)
後半 9ー18 裁きを求める
9ー12 裁き給え(リスト)
彼らが言うのは、神の牧場を奪うこと
13ー15 神よ彼らを滅ぼし、恐れさせ給え
16ー18 彼らを恥で満たし、
彼らが神の御名を慕い求めるように、恐れるように、滅びるように
ヴェ(そして)彼らが知るように
キー あなただけが全地の主であることを
★1節と18節は独立して対応しているのかと思ったが、
2節と18節の頭に接続詞があるのでこのような分け方にした。
5節の頭にも接続詞がある。
★4節と12節の彼らの言うことは対応しているのだろうか?
ところで、「消し去る」ことと「自分のものにする」のは同じことか?
彼らの目的は分けて考えた方がよいのか?
★裁きを求めるところでも、敵が御名を知ることと滅びることの両方を求めているが
これは矛盾するわけではないのか?