Subject:
詩篇83篇と詩篇2篇の関係(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/05/17 13:21
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

この詩篇の最初の部分が詩篇2篇と似ているということは昨日書いた通りであ
る。それでその2つの詩篇の関係を見ました。

●2篇の概略

国々は神と神の民、特に民の王に対して攻撃している。彼らは共に攻撃しようと
している。しかし、神は彼らを笑い、彼らに怒り、さばきをする。そのさばきが
来る前に悔い改めよと詩人は訴えているのである。

●83篇と2篇の関係

まず敵、国々が立ち騒いでいるという所からこの詩篇は始まっている。そのこと
は83:2と2:1にでてくる。彼らは心を一つに集まって民に対して攻撃をしようと
している。

2篇で敵は神と王、油をそそがれた者との関係を壊そうと言っている。83篇では
イスラエルを消し去ろうと行っている。

83篇には神の敵に対する反応は直接は書かれていないが、詩人は神が敵に恥を見
させるようにということを願っているが、2篇では怒りを直接与え、さばくとい
うことを言われている。

最後の結論は似ている。2篇では王たちよ、御子に立ち返れと言われている。83
篇ではいと高き方を知るようにということが言われている。

-------------------------
+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God bless you!
-------------------------