Subject:
詩篇84篇 構造(ケイヤ)
From:
"keiya@kanno.com" <keiya@kanno.com>
Date:
2005/05/24 11:21
To:
saiwainet@yahoogroups.jp

こんにちは、+KeiyaKannoです。

詩篇84篇は一見、3つに分けることができるかのように思えるが、1節の「なんと
慕わしいことでしょう」という箇所を幸いと並行している言い方として考え、1-
4と5-12の2つに分けたほうが良い。1-4には賛美が中心にあり、5-12には願い、
祈りが中心にある。

それぞれの中はキアスマスのような順番になっている。1-4はABBA、5-12は
ABCCBAである。Aはなんと幸い、慕わしいことでしょうということである。Bには
幸いであることの説明が書かれている。Cには賛美、祈りなどの神のやってくだ
さったことに対する答えがある。

1-4 賛美

  A 1 なんと慕わしいことでしょう
  	B 2 主の大庭を慕っている
		C 賛美
  	B 3a 雀も住む場所を見つけた
		C 賛美
  A 3b-4 なんと幸いなことでしょう

5-12 祈り

  A 5 なんと幸いなことでしょう
  	B 6-7 涙の谷を過ぎる時も祝福
  		C 8 祈りを聞いてください
  		C 9 見てください
  	B 10-11 神の所にいることは良いことである
  A 12 なんと幸いなことでしょう

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God bless you!
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